核兵器禁止条約?こわいねこわいね…

本日10月26日の全国紙(朝日・毎日・日経・読売・産経)の朝刊では、5紙すべてが1面で(→ではなく産経は2面で、1面トップは東京新聞の方でした。すみません…)「核兵器禁止条約」が来年1月22日に発効されることを報じている。

 
核禁条約については、「北朝鮮のミサイルから日本をどう守るか」シリーズのどこかで触れようとは思っていたが、せっかく今日のトップニュースになっているので一言だけ私見を述べておくと、もし世界から核兵器がなくなったら、それこそ世も末である。
 
なぜなら核兵器のない世界は「絶対戦争」を誘発しかねないからである(これについてはだいぶ補足が必要になるので、また別の記事にて詳しく書きたいと思う)。
 
核兵器がなくなればこの世界は平和に、すなわち戦争のない世界が訪れるのだろうか。
 
人類がいつから闘い、争い、奪い合い、殺し合っているのかを考えてみれば、核兵器のない世界は決してユートピアではないということは想像に難くないであろう。
 
核禁条約の目的が核のない世界の実現なのか、それとも平和な世界を実現することなのかは不勉強なのでよく知らないが、核兵器のない世界は平和な世界でないことはたしかである。
 
それをオブラートに包んだ表現が、↓の記事にある米国務省当局者の、核保有国が加わらない同条約を支持する各国は「戦略的誤りを犯している」云々であると言える。 
 
 
以上、どうせめざすなら核兵器のない世界よりも、平和な世界=戦争のない世界の方が良くない?という話でした。
 
※ちなみにタイトルの「こわいねこわいね…」は、娘(3歳)の最近の口ぐせである。